「新しいパソコンで住所録が開かない」「年賀状ソフトを変えたいけれど、宛先を入力し直したくない」と困っていませんか。
同じソフトへ移すなら専用の住所録形式やバックアップ機能、違うソフトへ移すなら対応する他社形式またはCSVを使うのが基本です。アプリ本体のコピーだけでは引き継げません。元の住所録を残したまま、移行方法を選びましょう。
住所録を移行できない主な原因
- 移行先が、元の住所録形式や古いバージョンに対応していない
- ソフト本体やショートカットだけをコピーしている
- CSVの列と、氏名・郵便番号などの取り込み先項目が合っていない
- 文字コードの違いや、表計算ソフトでの編集によって文字・数字が変わっている
CSVは、氏名や住所などを区切って保存する共通形式です。ただし、送受信履歴、グループ、連名の敬称など、ソフト独自の情報をすべて引き継げるとは限りません。
作業前に自分で確認するポイント
筆まめ・筆王・筆ぐるめなどのソフト名とバージョンを、移行元・移行先の両方で確認します。製品の公式ヘルプで、読み込める住所録形式、対応バージョン、新しいパソコンのOSへの対応も調べてください。
- 古いパソコンで、目的の住所録が開けるか
- 住所録の保存場所とファイル名が分かるか
- 家族用・仕事用など、住所録が複数に分かれていないか
- 登録件数と、連名・分類・送受信記録など残したい項目は何か
一覧に表示される件数は、絞り込み中の件数ではなく全件を確認します。住所録と、はがきのデザイン・差出人設定は別に保存されている場合もあります。
住所録を安全に移行する手順
1.元の住所録を別の場所へ保存する
まず、ソフトのバックアップ機能や「名前を付けて保存」で、日付付きの控えを作ります。ソフトを終了してからUSBメモリなどへコピーし、元のパソコンにも残してください。可能なら、その控えをソフトで開けることまで確認します。
クラウド経由で渡す場合は公開リンクを作らず、移行先でダウンロードが完了したことを確認します。住所録は個人情報なので、共有パソコンへの置き忘れにも注意が必要です。
2.同じソフトなら専用形式で読み込む
移行先に正規の手順でソフトをインストールし、「住所録を開く」「復元」などから控えを読み込みます。表示名は製品によって異なります。古い形式に対応するか確認し、変換が必要なときも元ファイルへ上書きせず、別名で保存してください。
利用台数や認証の条件は製品ごとに違います。住所録のコピーと、ソフトの利用権の移行は分けて確認しましょう。
3.別のソフトなら対応形式、次にCSVを選ぶ
移行先に他社住所録の取り込み機能があれば、対象の製品・バージョンを確認して利用します。対応しなければ、元のソフトで「書き出し」「エクスポート」からCSVを保存します。
書き出し範囲は原則として全件を選び、氏名、郵便番号、住所、建物名、連名、会社名など必要な項目を含めます。読み取り専用の表示状態や選択条件によって、一部だけが出力されないかも確認してください。
4.空の住所録でCSVを取り込み、項目を合わせる
移行先に新しい空の住所録を作り、CSVの取り込み画面で各列の行き先を指定します。これを「項目の割り当て」と呼びます。自宅住所と勤務先住所、氏名と連名、住所と建物名を取り違えないよう、プレビューで確認します。
文字化けする場合は、取り込み画面でUTF-8やShift_JISなど、書き出し時と合う文字コードを選び直します。選択できない場合は公式ヘルプで対応形式を確認し、元データを直接編集するのは避けましょう。
5.件数・内容・宛名の見え方を照合する
登録件数を比べ、連名のある宛先、長い住所、会社宛て、旧字体などを含む宛先を確認します。郵便番号や電話番号の先頭の「0」、敬称、建物名も点検してください。
最後に印刷プレビューや普通紙への試し刷りで見え方を確認します。送受信記録や喪中区分が移らなかった場合は、元の住所録を参照してから印刷対象を決めます。
やってはいけない操作
- 移行確認前に古いパソコンを初期化・処分する:元の住所録や独自項目を失うおそれがあります。
- CSVを表計算ソフトで不用意に開いて上書きする:郵便番号の先頭の0が消えたり、数字が別の形式に変わったりする場合があります。
- 失敗した住所録へ繰り返し追加する:重複登録の原因になります。テスト用の空の住所録でやり直します。
- 住所録を不明な変換サイトへ送る:氏名・住所などの個人情報を外部へ渡すことになります。
専門業者への相談を検討する目安
元の住所録が開かない、保存先が見つからない、読み込み時に毎回エラーになる場合は、形式の不一致とファイル破損を切り分ける必要があります。ソフト名・バージョン、ファイルの拡張子、エラー全文、バックアップの有無を整理すると判断しやすくなります。
古いパソコンが起動しない場合は、通常の書き出し手順を使えません。初期化や再インストールを先に行わず、保存されている住所録を取り出せるか確認する段階です。
よくある質問
USBメモリにソフトをコピーすれば使えますか?
通常は使えません。移行先でソフトをインストールし、住所録データを読み込む必要があります。デスクトップのアイコンは、データそのものではない場合があります。
無料版や体験版でも住所録を取り込めますか?
製品によります。取り込み件数、保存、印刷などに制限がある場合があるため、購入・移行前に仕様を確認してください。
WindowsからMacへも移せますか?
移行先のソフトが受け付ける形式なら移せる可能性があります。同じ製品名でもOSによって機能や対応形式が異なることがあるため、CSVも含めて双方の仕様を確認します。
引き継げなかった項目を確認するには
件数が一致しても、独自項目まで移ったとは限りません。連名や送受信記録など、残したい情報を元の住所録と照合し、取り込み対象外だった項目を整理してください。相談時にも、この差分が分かると追加作業の要否を判断できます。
阪神エリアでは、
・西宮市
・芦屋市
・神戸市
・尼崎市
・宝塚市
・伊丹市
・豊中市
・大阪市
などで対応相談がありました。
予約状況や地域によりますが、最短で当日の訪問対応も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
住所録の移行は、元データの保全、対応形式の確認、読み込み、内容照合の順で進めます。同じソフトなら専用形式を優先し、別ソフトでは対応形式やCSVを使いましょう。印刷に必要な項目まで確認できるまでは、元の住所録を残してください。
操作に自信がない・分からないときは、私ども専門家へご相談ください。弊社ではLINEでも、ご相談を受け付けております。






